このレビューはネタバレを含みます
ジャケット的にも設定的にも面白そうだしジャンルもコメディになってるけど全然コメディ寄りじゃない。
笑えるのはぽっちゃりパンクガールズぐらいかなw
ゲイだとバレないための偽装カップル。
協力プレイですね。
ストレートの男女が偽装して結局恋に落ちるような話はよくあるけど今回は違います。
お互い恋愛対象外だからな！
付き合ってる2人として学校での振る舞いだったりどこまで進んだかの設定を話し合うのは面白かった。
面倒ごとを避けるための手段としてはアリですよね。
だって他の生徒がウザいんだもん。笑
実際にデート的な感じで遊びに行くときもめっちゃ仲良さそうだし楽しそうだし最高！
利害関係も一致してるし意外と良い関係なんじゃない？
分かり合える仲間だし親友ってことよね？
この偽装っぷりを楽しむ映画かと思ってたけどそうじゃなかったです。
どちらかというとエディの葛藤がメイン。
時代と土地柄もあって絶対に認めたくない。
怖くて言えないのは分かるけど相当頑固だったな。
言っちゃえば楽なのに…ってのは今の時代だから言えるけど。
学校でもそうだし極端な父親がいるのも葛藤を強めてるだろうな。
気持ちは分かるけど正式に付き合おうなんて言われてもアンバー側も難しいよね。
現状は目的が一緒でも求めるものは違ってるのとスーパー限定的だからな。
エディが無理してるようにしか見えなくて。
訓練を辞めないのも入隊を決めたのも自分を偽るため。
レズビアンのアンバーやゲイの訓練仲間の前でも認めたくないほど頑な。
非常に生きづらい。
自分でも間違いだと分かってたけどアンバーに暴言吐いたところは見てられなかった。
からの先生とのキスは気まずすぎて無理w
多分あれは笑うシーンだと思うけど。笑
まあ正直隠してる方が楽なこともあるけど。
ずっとは無理でも学校卒業までとかなら尚更。
でもその先も隠し続けるのは本当に辛いし特に入隊なんてしたらもうね…。
後半はそんな部分が多かったイメージ。
からのラストがすごく良かった。
アンバーの言葉が素晴らしい。
エディにとってやっぱり必要な存在だったんだな。
“最高の彼氏”ってのもいいよね。
確かに今後"彼氏"はできないからw
泣けちゃいました。
2人だからこその絆というか友情というか。
プリクラみたいなのもエモくて涙。
自分を認めることができてよかったねエディ！
想像とは違ったけど好きな映画かも！
個人的にアンバー役の女の子の顔めっちゃ好きです。
でも石投げるのは危なすぎるからやめてw
あと性教育のビデオがクセすぎて無理w
