あるポーランド女性の過去に焦点を当てた、ある側面から見た戦争映画であり、嵐のような日々を過ごす3人の今を描いたドラマ作品。
なかなか核心に迫らない、淡々とした作風のなかで、アウシュヴィッツでの出来事やネイサンとの嵐のような日々など、目まぐるしく状況が変わっていき、小さな波がどんどん重なっていて最終的に大きくなっていくような、そんな気持ちにさせる作品だった。
個人的には、ふたりの子供のうちどちらかを選べと言われて、私に選ばせないでと言っているソフィーが痛ましすぎて、最終的に娘を選んでしまった時に一緒に号泣してしまった…