スコアを付けるのは難しい類の映画でした。
メリル・ストリープは個人的には苦手な役者さんだけど、やはり熱演だし、外国人としての訛りも含めさすがの技量。
今の世界的情勢を思うと複雑な気分になる背景。封切られた当時ならすんなり受け入れられたかも。
退廃的なカップルの話は元々苦手なものの、背景を考えるとそう簡単に切り捨てることもできず、で、まあ最後は納得の終わり方でした。
あまり表に出てこなくても、極限状況下で残酷な決断を迫られることってあるんでしょうね。
娘役の子の熱演ぶりは、あれだけで助演女優賞をあげたくなりました。