このレビューはネタバレを含みます
2024/05/23 150分 2回目
1回目:レンタルビデオ(40年近く前)
🏆️主女:Meryl Streep
🏅脚色:Alan J. Pakula
🏅作曲:Marvin Hamlisch
🏅撮影:Néstor Almendros
🏅衣装:Albert Wolsky
🟢レビュー
日常との対比が極端な回想シーンへの場面転換が印象的。
命だけでなく精神も破壊し、戦後苦しめ続けたゲットー負の遺産を絡めながら、田舎から出てきた疑うことを知らない若者が、別世界の二人と触れ合うなかで大人になっていく成長物語。
回想エピソード結構キツい。
ナチスホロコーストものは、脚色なのに事実かのような気になってしまう。
80年代から90年代のホロコースト絡み作品隆盛期を通り、怒りまくった青少年期を経験した身として染み染み思う。
本作回想エピソードも原作者による創作とのこと。
イスラエルの嘘含みな印象操作を日々目にすることで、イスラエルやユダヤ人への印象、今となっては随分と変わったなあ、かなり悪い方へ。
まあ、なんにしても本作は、メリル・ストリープの圧巻演技に尽きる。
あれ?アメリカ人じゃなかったっけ?と思って検索した。
中高生くらいのころ観たはずだけど、殆ど覚えてなかった。
ブルックリン橋の乾杯だけ覚えてた。
当時いろいろな映画に出てきたこともあって、あの映像質感でのブルックリン橋を見ると妙に切なくなる。
これこそが本物のエモさ。
🟢キャスト
●主
Sophie :ゲットー:Meryl_Streep
Nathan :自称学者:Kevin_Kline
Stingo :作家志望:Peter_MacNicol
●回想
Rudolf :所長 :Günther_Maria_Halmer
Frau :妻 :Ulli_Fessl
:子2択 :Karlheinz_Hackl
Wanda :抵抗長 :Katharina_Thalbach
●他
老Stingo:ナレーション :Josef_Sommer
●カメオ
:リポーター :Tobin_Bell
🟢スコア:24年1月改定
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《5.0》ALL TIME BEST 《神作》
《4.8》人生作品 《準神》
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《4.5》至高 《傑作》
《4.3》とても好き 《秀作》
《4.0》面白かった 《佳作》
《3.5》まあまあ 《良作》
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《3.0》いまいち 《凡作》
《2.5》つまらない 《駄作》
《2.0》苦痛 《愚作》
《1.0》不快 《葬作》