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大病人のTOBIOのレビュー・感想・評価

大病人(1993年製作の映画)
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ガン闘病に関する映画を撮っていた俳優兼監督自身が、重い胃がんを患い、胃潰瘍と決めつけ余裕綽々の時から、死を受け止めて亡くなるまでの一年をカウントダウンで映す作品。
現代人に当然と思われる病院での死に様(延命による醜い生き様)に焦点あてる倫理的な提起があった。
てっきり伊丹十三作品は宮本信子が決定的主人公と思っていたが、今回はサブだった。
ガン治療のための紫色の点滴が不気味に光っていた。
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