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預言者のvivoのレビュー・感想・評価

預言者(2009年製作の映画)
3.0
痛快というノリではないが、雑魚っぽい若者が、荒波に揉まれながら少しずつ悪く賢く逞しく成長する姿が面白かった。徐々に自信を増し精悍な顔つきになりながらも、最後まで純粋さを残す表情を見せるタハール・ラヒムの演技がいい。予言周りの演出はちょっと謎だったが、主人公が抱える消えない罪悪感を印象づける要素として、見る人を主人公の味方にする役割を果たしていた。
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