これ大好き。
でたらめな男たちのでたらめな最期の旅。
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=STORY= *映画.com解説より
医師から余命宣告を受け、末期病棟の同室に入院させられたマーチン（ティル・シュヴァイガー）とルディ（ヤン・ヨーゼフ・リーファース）。死ぬ前に海を見ようと病院を抜け出した彼らは、駐車場のベンツを盗んで人生最後の旅に出る。しかしその車はギャングのもので、中には大金が積まれていた。怖いものなしの彼らは道中で犯罪を繰り返し、ギャングのみならず警察からも追われる身となってしまう。
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制作25周年ロードショーで、地元ホームの映画館の案内をみて惹かれた作品。大当たり🎯。
海を目指して旅をする男2人のロードムービー。
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残された時間をどう使うか。使い古されたテーマだし、それで自暴自棄になっちゃうのとはまた違う。何か自分に、今の自分のために…とにかく海へ！2人の行動が荒唐無稽で、笑いと涙の両方を誘う。ワイルドでど直球な作りはドイツ映画ぽい。
めっちゃカッコいいんだよ、ふたりが。
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観る前は少し暗めなクライムアクションものを想像。病院でも煙草スパスパのヤバいキャラのマーティン。真面目なルディ。最悪な出会いをした2人が病院を飛び出す。対するギャング、警察は愛すべき馬鹿ばかり。コメディかと思うじゃん。
でもさ、2人が教えてくれるんだ。真面目に、人生の決着をオレはこうつけるって。
見たことないものを見て、やりたいことをやる。彼らは愚痴ったり後悔したりしない。やってることは犯罪だし許されるものじゃないけれど、でもバカバカしくて、清々しくて。
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日本では2009年に長瀬智也主演で「ヘブンズ・ドア」のタイトルでリメイクされたらしいのだけど、解説見ると長瀬くんと少女の話になってた。
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原案の「Knockin’ On Heaven’s Door」はボブ・ディランの歌。どうりで好きなわけだ。笑
海へ行こうぜ。
