ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのKosukeeeeeeeeeのネタバレレビュー・内容・結末

余命わずかと宣告された男2人が好き勝手に海を目指す。まさにといったテーマをこれでもかと取り入れた雰囲気映画であった。しかし、この作品の持つユーモアたっぷりで小気味良いテンポ、印象的なフレーズはどうしても私達のハートを掴んでしまうものだ。チープなアクションシーンが目立つがそこに軽い笑いを誘うコメディ、そしてノリのいい音楽が乗っかると観客は画面に夢中である。

ラストシーンで海を目前とするマーチンが漏らした何かしらの恐れは考察の的であるが、死ぬのが怖い、実際目にした海に失望しないか怖い、どんな内容であったとしてもルディは「分かってる、何も怖くないさ」と答えたのだろうと思う。