キモサベ

ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発のキモサベのレビュー・感想・評価

2.8
踊る村人、って「キングコング」かっ!

いやぁー!知らなかったぁ
そもそもギララは宇宙ではなく”松竹“から来たのですね
東宝ゴジラ、大映ガメラ、日活ガッパ、そして松竹ギララ・・・となりました
でも、後者二匹は”残念っ“、続かなかったようです
ですから、ギララは松竹唯一の怪獣だそうです
映画は時代を映す鏡です

そんなギララが復活しました
北海道を暴れまわります
折しも洞爺湖畔でサミットが開かれている最中、各国首脳も”退治“に加わります

感想です
リアルな怪獣映画を想像しちゃうと“がっかり感”は大きい?
おふざけ、ご愛敬、だと思えば腹は立ちません
でもベテラン俳優さんにもオマージュが感じられました
調べると、
「ウルトラマン」のハヤタ隊員(黒部進)
「キャプテンウルトラ」のキャプテン(中田博久)
鳴海長官(夏木陽介)はゴジラシリーズ
佐野博士(和崎俊哉)は、元祖「宇宙大怪獣ギララ」
にご出演されてました まさに怪獣全盛時代の役者さんです

そして、タケちゃんマン・・・じゃないタケ魔人・・・いやぁー引っ張りましたねぇ、最後の最後10分でようやく登場・・・しかもオール着ぐるみで本人は“声だけ”でした(ネタバレ)

ついでに調べましたら、こんな(失礼)映画でも、あのヴェネツィア国際映画祭に出品されたそうな
これもタケちゃんマン、いや“世界の北野”のおかげ?

【追伸】
実は北野武監督の「首」を鑑賞(2023年11月)、とても面白かったので過去の作品探していたらこの“ギララ”がヒットしました

「首」もタイトル通り、首がはねられましたが、偶然にもギララの最後も、タケ魔人の光のリングで首がストンと斬られてしまいました
キモサベ

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