ジャンリュック

激突!のジャンリュックのレビュー・感想・評価

激突!(1971年製作の映画)
3.5
見えない敵って、やっぱり怖い😨

顔が見えないだけに、何を考えて追っかけてきてるか全く分からないのが、不安と恐怖を煽る。

それに、これってまさに主人公と100%同じ目線になるわけで、もう完全に感情移入。途中の「どいつだ?」ってシーンなんかもゾクゾクする。

そしてこの主人公、醸し出される小市民感がいい‥いかにも普通の人が巻き込まれたって感じが出てて。

‥と思ったら、この人って『警部マクロード』なんですね。
といっても、昔そういうTVドラマがあって、親が観てたのを横で一緒に観てたような、程度の記憶なんだけど。
なので顔も覚えて無かった‥。そっちのドラマでは、主役オーラがあってカッコよかったのかな。


‥何の話でしたっけ🙄

そう、この主演のデニス・ウィーバー。
こういうワンシチュエーションものって、出演者が出ずっぱりのケースが多いので、どうしてもその人たちの演技に頼る部分が多くなるかと。
この映画なんて、ほとんど彼のひとり芝居。
画面からずっと目が離せないのは、この人の貢献も大なのかも。