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アイドルを探せのzoeのレビュー・感想・評価

アイドルを探せ(1963年製作の映画)
3.9
ミシェル・ボワロン監督作品初鑑賞です。『殿方ご免遊ばせ』のを一番に鑑賞したかったのですが、いつも利用しているレンタルショップには置かれていなかったので、こちらを鑑賞しました。

まず、『アイドルを探せ!』ってそういう意味なのか~となりました。所謂ドタバタ劇なのですが期待以上に面白くて、最初から最後まで楽しい気持ちで観れる音楽コメディです。

当時フランスで活躍していたアイドルが一堂に介したアイドル映画として有名だそうですが、恥ずかしながら今作を観るまで私はシルヴィ・バルタンのことも、他のアイドルも知りませんでした。でも、鑑賞したのをきっかけにこうして素晴らしいアーティストたちを知ることができて本当に良かったです♪沢山のアーティストが登場している分、様々なジャンルの音楽が聞けるので音楽好きの方も楽しめると思います。

ちなみに、出演しているアーティストにはシルヴィ・バルタン、ナンシー・ホロウェイ、ジョニー・アリデイ、シャルル・アズナヴール、フランク・アラモなどが居るのでこの中に誰か一人でも好きなアーティストがいる方は観て損はないと思います。

ジョゼットが思いの外賢くて、嫌な奴だと思うのと同時に感心してしまいます。個人的にはメイドのジゼルを演じているベルデ・グランバルの上品かつ素朴な可愛らしさに終始うっとり…💕

アイドルが歌うシーンはどれも本当に楽しくて好きですが、私は特にナンシー・ホロウェイがステージ上で歌うシーンとジョニー・アリデイがツアーバスのなかで仲間たちと一緒に歌うシーンがとても楽しそうで好きです。
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