軽く見れるおしゃれなドタバタコメディ。
エッフェル塔がバックの冒頭のシーンに早速目を奪われた。郵便配達人の青年がパリの街を自転車で走っていき、オープニングタイトルが流れる。
ギターに入れてしまったダイヤを探しに旅に出る若者たち。
有名な歌手たちのツアーの最中に彼らのギターになんとか近づこうとする。
そんな様子にハラハラしながらも、主人公たちを追いかける頭弱めな女子二人が笑える。
実際の歌手たちの歌唱シーンがこの映画の1番の見どころだろう。
特に、トリュフォーの「ピアニストを撃て」にも出演していたアズナブールに感激。
当時のフランスのシャンソン文化を垣間見える楽しい娯楽作品。