りょうすけ

夏物語のりょうすけのレビュー・感想・評価

夏物語(1996年製作の映画)
3.8
「夏物語」

1人の女に対して3人の男だった「冬物語」に対して1人の男に対して3人の女な「夏物語」夏の対義語は冬。「冬物語」のラストがハッピーだとすれば今作のラストは切ない。

序盤にガスパールとマルゴが2人で散歩するシーン。恋愛感情があるのかないのか表情から読み取ろうとした瞬間にこの作品に対して「好き」という感情が溢れた。

ソレーヌが登場してからは「なんでそんな優柔不断やねん!」と突っ込みたくなってしまったが、それまでの展開があまりにもエモーショナルすぎる。

ラストの展開も含めてガスパールとマルゴというカップリングが好きすぎる。
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