ゆうやみ

ワイルド・スピード MAXのゆうやみのネタバレレビュー・内容・結末

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

1作目の原題が「The Fast and The Furious」、そして今作の原題が「Fast&Furious」ということでシリーズの新生を強く意識して作られています。
マニアックなカーアクション映画シリーズから、現行の、大衆ウケするハチャメチャアクション映画へと寄せられ、公開当時は「作風変わっちゃったけど、エンターテイメントとして次のレベルに行ったな~」と感じたもんです。TOKYO DRIFTがイマイチだったですしね😅

ただシリーズはその後更に発展を遂げたので、後からこの作品を振り返りで見ると、完全に変わっていく「途中」なんですよね。スケール感足りないとか、描写不足とか分り辛いな~というのが多かったです。
その一方で車絡みの小ネタ台詞とか改造シーンは減らされながらも何とか確保しており、初代からまだ地続き感があってホッとしますね。

アクションシーンに関してはオープニングの石油トレーラー強奪が一番良かったですね。逆走であれだけスピード出るとか凄いなw
クライマックスの国境越えトンネルのシーンはあまりにも見辛すぎ、分かり辛すぎ、マニアックすぎて流石にどうかと。
・道が一車線に減るポイントを使って相手クラッシュ
・そのクラッシュさせた車に道ふさがせて後続クラッシュ
・クラッシュした爆炎で後続の車から車線が減るポイント見えなくさせて強制二者択一運試し
よく思いつくなと思いますが……。あと入口含め、行き止まりとかちょこちょこ強行突破してて草。

最後にストーリー展開で分り辛いと思ったポイントを解説しておきます
映画館だとこういう時もっかい見れないので、絶対モヤモヤしてますわw
・ドミニクにレースが負けたはずのブライアンが何故当然のように敵のアジトにいて歓迎されているのか?
→直前のレースシーンでブライアンに絡んでて、後でガサ入れでやり返されてたチャラ男が多分「正採用済みドライバー」で(レース参加してないし)、捕まっちゃったから2位のドライバーが繰り上げ採用という流れかと。
・ドミニクに気があるらしい敵の幹部女が、ラストバトル前に「命の恩人」とか言って、敵のボス裏切ってるけどなんで?
→取引にFBIが乱入してごちゃついた時にドミニク諸共ひき殺されかけたのを助けられたので……いや根拠弱っ!😅
ゆうやみ

ゆうやみ