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クロッシング・ガードのNSのネタバレレビュー・内容・結末

クロッシング・ガード(1995年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

男どもから「女」と扱われるにせよ「レディー」と扱われるにせよ、女性達には幾筋もの流す涙がある。

一人の少女の死の事実を介して向き合わざるを得なかった男と男は、最後の最後に、互いに跪き、慟哭する。
何かに祈る様に。

なるほど涙を知る女たちと泣くことが出来ない男たちの映画だったんだと思う。

男と男の逃走と追走の一連の場面、その独特に微妙な重さと緩さ。



時代的なものもあるやも知れないが、都市を行き交う人々、あるいは移民国家としてのアメリカに住まう人々の姿がある。
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