NSさんの映画レビュー・感想・評価

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ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アジテーションならぬコミュニケーションとしての「話す力」は、即ち「聞く力」なのだ、そしてそれが対等な対話として、口論ならぬ議論として、「私達」の民主主義の根幹をなすのだ、という、至極真っ当な「主張」。>>続きを読む

ヒルコ/妖怪ハンター レストア&リマスター版(1991年製作の映画)

3.3

個人的には塚本晋也よりも諸星大二郎よりも役者・沢田研二を覚えた映画。
30年後の尺度からすると「説明」不足な、しかしきちんと物語であり映画でありを”感じさせる”90分。むろんよい意味で。

『人妻集団
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(ハル)(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

極めたエロは極めて純で、極めた純は極めてエロになるものなんだと。何故ならそれは、裸形と裸形の邂逅だから。「赤」と「白」との数瞬間のカメラ越しの接近の場面は、言わばそういうものだった。そして物語が終わる>>続きを読む

理大囲城(2020年製作の映画)

4.0

前半、炎と煙、放水と傘、発煙弾とガスマスク、火炎瓶と弓矢とゴム弾、「四面楚歌」「十面埋伏」、バリケードとレーザーポインターとが、昼夜の闇と光の中で目まぐるしく交錯し、その最中で走り抜け、駆け回り、突破>>続きを読む

最初の54年間 ― 軍事占領の簡易マニュアル(2021年製作の映画)

4.0

54年にわたる軍事占領という不正の強権的行使、その常態化が、如何ように人間精神に抜き差しならない(『地獄の黙示録』的)退廃をもたらすかのドキュメントになっていた。
さまざまな証言を繰る抑圧の当事者とし
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