Angeprunelle

青い棘のAngeprunelleのレビュー・感想・評価

青い棘(2004年製作の映画)
3.4
無知がゆえの盲目と過ち。
若いが故の情熱と純粋さ。

愛される者と愛する者。
自由な人と一途な人。

どちらも満たされない。

「青い棘」
たった三文字でこの作品の世界観が
完璧に表現たされた素晴らしいタイトル♡

彼らは愛というもののまだ一欠片しか知らない。

けれど彼らにとってそれは
紛れも無く大きな愛だったに違いない。

世の現実を知ってからでは
こんなに恋愛に絶望出来ないし
執着も出来ない。

愛という名の悲劇と暴力と孤独。
Angeprunelle

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