青い棘の作品情報・感想・評価

「青い棘」に投稿された感想・評価

寄宿学校の友人と一緒に過ごした夏の別荘で実際に起こった"シュテークリッツ校の悲劇"を元にした作品。90分の映画なのであっという間に観終わり、心には重苦しいものが残りました。
アウグスト・ディール演じるギュンターの艶めかしさがたまらない。

割と説明のないまま話が進むため、あらすじと登場人物たちの関係を把握してから観る方がおススメです。
10年以上ぶりに鑑賞。
まるで小説みたいだけど、実話っていうのがすごい…。何とも言えない気持ちになるなぁ。
若さゆえの美しさや情熱、脆さや愚かさがすべて詰まっていた。
舞台が1920年代のドイツなので、映像もそれっぽくてとても綺麗だし、ふと流れる音楽も心地良い。
この世界観にすっかり酔ってしまった。
小夏

小夏の感想・評価

3.2
思春期のあれこれ。

雰囲気がとてもいい。
役者も良かった。
内容としては、痴情のもつれによる殺人事件の顛末、というだけなんだけど…
ダニエル・ブリュールが初々しい。
俳優陣の、若さゆえの美しさと危うさをじっくり映しているのと、時々詩篇だとか狂気じみた言動だとか挟まれて気怠い感じなので、何となくミニシアター系良作に見えるような雰囲気になってる。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

2.5
‪「青い棘」‬
‪このナイーブなルックスを持つブリュールとディール…この美しき青年が起す事件。これは後に“シュテークリッツ校の悲劇”とベルリン中に知り渡る。本作は愛が巻き起こす狂気の若者を描写した作風で青春期に感じる絶望や情熱が湖のある別荘で最悪な形として現れ、彼等の楽園の崩壊が始まる。‬
ねまる

ねまるの感想・評価

3.6
「僕らは一番美しい瞬間に、この世を去るべきだと思わないか?」

ちょっと前の文学にありそうなテーマですが、なんと実話です。

1927年ドイツで実際に起きた、"シュテークリッツ校の悲劇"という事件を映画化してます。

知らなくても分かるので、事件の詳細は割愛。

出てくる登場人物が
パウル(19♂) ギュンターについていくよ
ギュンター(19?♂)ハンス、やり直そう
ヒルデ(15♀) 一人になんて選びたくないの
エリ(15?♀)ヒルデを好きでいいから私を憐れまないで
ハンス(18♂)ヒルデ、愛してる

愛される者と愛する者。
人間にはこの2つのタイプがいる。
愛される者には愛する者の苦しさが分からないんだろうよ。

この事件の真相そのものというより、
なぜこの悲劇が起きたのか?
若いからこその極端で危うい、でも儚く美しい心を、美しい映像とキャストと共に切り取った映画。

原題を訳すると
「思考において愛が何の役に立つのか?」
という感じらしい。
疑問文をタイトルにしてるのは面白いけど、「青い棘」も青春の中の狂気が感じられるいいタイトルだね。
とにかく美しい。
夢の中のような青春時代真っ只中、
というのが映像からばしばしと伝わった。
光と影、特に肌のなまめかしさが印象に残る。

BGMの使い方も視聴者にわかりやすく感情を与えてくれた。
大人がこの作品を観たら『青い』と言うのだろうか?
美少女であるヒロインの美しさは陶器のようなニセモノに感じた。
4

4の感想・評価

5.0
「もし君が去るときは 僕もついて行く」

大好きな映画。
こんなにストレートな熱情はなかなか感じることができないものなので、この映画は忘れられない。


以下引用

「恋は束の間だ
過ぎ去っていく
真の幸せはおそらく一生に一度しか来ない
一度きりだ
その後は罰が待っている
厳しい罰だ
幸福の瞬間を一生忘れられない罰だ
その時が訪れたら人生に別れを告げるんだ
自分が一番幸せな時に
そうさ 絶頂の時に
この瞬間に時を止められたら良いのに
こうして全てを手に入れたままで」
ればこ

ればこの感想・評価

3.0
ハンス役の俳優がもう少しイケメンで、且つすきっ歯じゃなかったらスコア4だった。
まが

まがの感想・評価

4.5
数年前初めて見て、またみたくなって買った。光とか水とか、幻想的な絵が印象にのこる。音楽もいい。嫉妬で苦しい。アンナマリアミューエ小悪魔役ぴったり。妖精みたいに本当に可愛い。
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