『ライアン・ラーキン 地上に咲いたアニメーション』のDVDより。
歩いている人走ってる人を描くアニメーション。
これが発表された当時は、技法を使って描かれたのだろうと思われていましたが、正真正銘一枚一枚手書きのアニメーション。
モノクロで描かれたライアンの短編は繊細で情熱さを感じますが、カラーになったとたんちょっと不気味な面を感じます。
これを制作した頃はもうドラッグにハマっていたんでしょうか。
物語性は薄く、歩いたり、走ったりしている人々を描いているのですが、とても魅力的な作品。
こちらに向かって歩いてくる人のアニメーションは、同じものの繰り返しかと思っていたところ微妙に変化をつけて迫ってきているのが圧巻でした。