うたもす

猿の惑星のうたもすのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
3.9
あらすじとオチは知っていたけどしっかり見たのは初めて
逆に先が分かってるからこそここからどうやってあのオチに行くんだろうとワクワクしながら見れました
世界観とオチが全ての映画だと思ってたのに丁寧な緊張と緩和の繰り返しがあって展開も停滞せずに常に進めてくれるので普通に見やすかったです
猿と人間の逆転現象から人間の愚かさを表現するというテーマも分かりやすかったしセットと特殊メイクも豪華だったのでオチだけの映画じゃないんだと実感しました
ただ私は誇り高き人類なので人が猿に支配されてるのは気分悪いですけどね
あの猿どもだって武器を持ってたり権力者がいたりとそのうち殺し合って滅びそうだしな
でも人も猿もダメとなると優れた生命は存在しないことになるよね
そんなニヒリズムを映画にしたところでなんの意味があるんだ?
まぁ意味がないは言い過ぎだけどそんなに好きではない考え方かなあ
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