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ファニーとアレクサンデルの遊のレビュー・感想・評価

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)
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まず、311分あって一睡もしないほど目が離せず、画面に惹きこまれ続けたことに感動 睡眠サイクル合わせて臨んだのはあるけど

群像劇でひとりひとりのキャラクターの解像度が高すぎる ベルイマンはどうやって一回の人生でこんなに多くの生身の人間を頭の中に飼えるのか

どう考えても笑って片付けちゃいけないレベルの反倫理的行動を進行形でカマしてるやつが最初から最後までずっと憎めない愛おしいキャラであり続けた

この長尺だから当然ひとつの何かを描こうとしてるはずないのに、とっ散らかってる印象も全くない 本当に長い小説読んだことないけど、総合小説ってこういう感じなのかなと思った
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