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ファニーとアレクサンデルのyのレビュー・感想・評価

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)
3.0
イングマール・ベルイマンの他の作品を詰め込みすぎて、ちょっとだらけた感じがした。
というか、新しさが無かった。過去の作品のつなぎ合わせという感じがした。
面白いところもあったけど、ここ要らないよなぁというのも感じた。
メッセージ性が無かったというか深い映画では無かった気がする。
魔術とか超能力とかカジュアルなテーマを重厚そうに描いた感じ。

冬の光、仮面(ペルソナ)、叫びとささやき、魔術師、死に神というところでは第七の封印も?を思い起こさせるけど、それぞれの方が面白いかなぁ。

第七の封印、冬の光あたりが好きだった。

この映画は監督の斬新さが無かった。

グンナール・ビョルンストランドがちょい役で、ハリエット・アンデルセンはメイドでいい味出していた。

アレクサンデルの母親役、染めたような金髪に黒い眉、口ひげっぽい感じのせいか、顔自体かなんか好きになれなかった。
エルランド・ヨセフソンも苦手なんだよなぁ。

POPなのか重厚なのか分からない、詰め込みすぎでちょっと期待外れの映画でした。
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