大どんでん返し映画の名作。
1度観るだけで内容は分かりますが、2回目以降はこのシーンやこの台詞ってこういう意味だったのかぁと幾度となく張り巡らされた伏線が見えてきます。
それだけ緻密に計算された物語になっているのが凄い。
視聴者に『カイザー・ソゼ』という絶対的なキャラのイメージを植え付けて、カイザー・ソゼが誰なのか、そもそも存在するのかを刑事と一緒に考察していける体験型サスペンスです。
闇の組織のトップに君臨し、自分の過去の形跡を一切残さず、誰も知らない存在はジョジョ第5部のボスことディアボロに似てますね。
最後は何となく読めたけど、ラストの黒幕の登場って感じのあの煙草を吸うシーンと表情は最高にかっこよかったです。
名作は何度観ても面白い!!