頑張れ伊藤

アナザヘヴンの頑張れ伊藤のレビュー・感想・評価

アナザヘヴン(2000年製作の映画)
3.5
脳みそシチューから始まる猟奇殺人事件を追っていくうちに衝撃の真相が明らかになるコンセプトの作品。
なのですがコメディ感が強いというか登場人物がコミカルというか。
その温度感が癖になるのですが…。

犯人の正体が何であれ結局のところ人間という生き物に感情があるからこそ悪意は生まれるし殺人も起きる、という点ではSFでも何でもないんですよね。

主人公みたいな人間なんて腐るほど世の中にいるはずなのに相手から執着されすぎ感がちょっと気になりましたが、雰囲気も好みで楽しめた作品でした。
頑張れ伊藤

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