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コララインとボタンの魔女のKHのネタバレレビュー・内容・結末

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

老若男女楽しめる素晴らしいストップモーションアニメの傑作

11歳の少女コララインは、引越ししたばかりの家で、封印された小さなドアを見つける。それは、驚くべき“もう1つの世界"への入り口だった―。ドアのむこうでコララインを待っていたのは、花が咲き誇る美しい庭、心踊るサーカス、そしてコララインの願いを何でも叶えてくれる“別の"ママとパパ。ただ1つ奇妙なのは、ママもパパも目がボタン…。(公式)

まずストップモーションアニメとは思えない作りこみに度肝を抜かれます。一応ジャンルとしてはホラーとなっているので終始不気味な雰囲気が漂っています。あんまり小さすぎる子供が見たらなかなかの不気味なシーンがあるので少し注意が必要かもしれません、大人にとってはどうってことないですが。
ストーリーも起承転結しっかりしていて伏線もきちんと回収し、安心させて落とすホラーの基本も兼ね揃えており大人が見ても飽きない作りになっている家族で安心して見れるとてもいい作品だと思います。

あと自分はアニメはいつも吹き替えで見るんですが、今作の字幕版はみんなの天使ダコタファニングちゃんが声優なのでどっちも捨てがたいですね。吹き替え版の榮倉奈々もコララインの少し大人びた性格にマッチしていて楽しめましたよ。

一つ不満があるとしたら猫の扱いがひどかったくらいですかね。猫がかなり手助けしてくれたのに投げ捨てたり、足で退けたり。。
猫いなかったら、死んでたんやであんた。。
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