hikumahika

砂の器のhikumahikaのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
3.5

「宿命」の大演奏に乗せて事件の全容が今西刑事から語られ、和賀はカタルシスに浸る。このシーンが圧巻である。

否定的批評の要因である殺人に至った最終的動機のわかりにくさだが、幼少期からの体験から人を信じることが出来なくなってしまったことが関係している気がする。

丹羽哲郎の不器用ながら真面目で執念深い刑事役が見事だった。
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