Denkishino

砂の器のDenkishinoのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
5.0
野村芳太郎作品でも一番好きな作品。

劇中で流れる「宿命」は芥川也寸志氏を音楽監督とし、作曲は菅野光亮氏。
40分の大作であります。
サウンドトラックも長編のCD1枚。

この作品、私の初見は高校生の時でしたがそのときはわからず、良質なサスペンスとして単純に観ておりました。
年が経て再観賞したとき、濃厚な人間ドラマだと感じました。

特に加藤嘉の演技は本当に、本当に真に迫り、旅の場面、冒頭紹介した音楽「宿命」と相まって琴線に触れるようです。

オススメ出来る一作品と思います。
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