もともとレビューを上げていましたが、再鑑賞しましたので改めてレビューさせていただきます。コメントやいいね頂いていたフォロワー様申し訳ございません。コメントは再度読み返して、心の中に留めています。
映画を好きになったきっかけは皆さんそれぞれだと思います。色々な映画を観ているうちにだんだんと映画好きになったという方。または映画好きになったきっかけの「この1本」がある方。
私はちょっと変則的で「この2本」があります。一つは「グーニーズ」。そしてもう1本が「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」です。
ジョージ・ルーカス製作、スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演の豪華メンバー、面白くならないはずはない。当時中学生だった私はすっかり魅了され、ゆくゆくはアメリカ留学するほど人生に影響を与えてもらいました。
何度も見てるのですが、まさか映画館で見れる日が来るとは!しかも今週は私の誕生日があり、これ以上ない誕生日プレゼントとなりました。
この映画を観るといっきに気持ちは中学生時代に戻ります。あの飛行機からの脱出シーン、トロッコのシーン、もちろん全ての場面を覚えているのに今でもわくわくします。
今日は映画館で見れるということで気持ちが高揚したのか、冒頭のパラマウントのロゴが出てきたところで目がウルウル、最後のレイダースマーチが流れてまたウルウルするという(笑)決して泣くような映画ではありません😂
ところで、私はこの映画でデビューしたキー・ホイ・クァンのファンなので、彼のことについて少し書かせてもらいますね。
キー・ホイ・クァンはベトナム生まれ。ベトナム戦争後の混乱のため一家でボートでベトナムを脱出し、香港の難民キャンプで1年間家族離散で過ごした後、難民としてアメリカへ渡りました。
一方、この映画のショーティ役を探していた製作スタッフですが、全世界でオーディションすること6000人、それでも適役が見つからず、最終的にロサンゼルスのチャイナタウンの小学校でオーディションを行ったそうです。
そこでオーディションを受けたのがキー・ホイ・クァンの弟。その弟の付き添いでアドバイスを送っていたところ、スタッフに「あなたもオーディション受けてみない?」と声をかけられ、翌日合格の電話をもらってスピルバーグやルーカスに会い、2週間後にはスリランカで撮影が始まったとのことです。
そんなギリギリまで主要キャストが決まっていなかったなんて、キャスティングスタッフは焦ったでしょうね。
そのオーディションの時の映像がYouTubeに上がっています。演技指導も受けたことがなくてあれが人生初の演技なの?と驚きの演技力です。彼は昨年オスカーを受賞しましたが、やっぱりオスカー受賞レベルとなると、努力ももちろんあるんでしょうが、持って生まれたものってあるんだなと思いました。
彼が今後も活躍することを心から祈っています。
何十年も前から誕生日は嬉しくありませんが、それでも誕生日。私にとってのベストフィルムをレビューさせてもらいました。