やまびこ

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのやまびこのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公はいいお父さんを持ててよかった。

父とつながることができる唯一残された鍵の使い道を探すべく、主人公は町中のブラックさんたちを訪問する。

訪問していく中で、途中から鍵の正体が大切なのではなく、もっと大切な、身の回りの存在に気付かされた。

前を向いて生きてゆかねばならない。

自分も誰か惜しい人を亡くしたら、悲しみで塞ぎ込んでしまうかもしれない。しかし、それでも前を向いてその人の分まで生きようと思う。

身の回りは自分を必要としている人で溢れているのだから。
やまびこ

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