sakura

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのsakuraのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

お父さんの死から立ち直れないオスカーにとって、鍵の存在はお父さんと繋がれる唯一のツールだった
でもそんな鍵はお父さんとは全く関係がなくて、他の人の物語に過ぎなかった
それを知った瞬間のオスカーは見ていてつらかった。
地獄の日の6回目のコールのシーンも本当につらかった。演技力に感嘆。
生前のお父さんがした、探検ごっこもオスカーの興味を利用して弱点を克服しようとするのだし、お母さんの一歩引いたところから注がれる息子を包むような愛情、お父さんとお母さんのお互いへの愛、オスカーの探検で出会う人々のあたたかさ。
終始胸が苦しくなるくらいつらい映画だけど、同時に人の愛とかあたたかさも痛いくらいに感じられた。おもしろかった!!
sakura

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