からあげれもん

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのからあげれもんのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

9.11で父親を亡くしたアスペルガーの少年が、父の遺品である鍵の、鍵穴とメッセージを探し、奮闘する物語。手がかりは封筒にあるブラックの文字。472人のブラックさんを訪ねる。「僕は慰めも友だちも必要なかった。鍵穴さえ見つかれば。」と言っていたオスカーだが、最後には感謝の手紙を皆に送る。

大切なのは鍵穴の正体ではなく、そこに辿り着くまでたずさってくれた人々だったと彼は気づいたのだ。
理論的なオスカーが人々の温かさや優しさに触れ、そこに感謝ができるようになり、成長を感じた。
鍵穴の正体がわかって取り乱しながら母に「もう無理ってくらいありえないほど努力した。」と告白するシーンは号泣してしまった。だらだら生きている自分が恥ずかしい。もっと丁寧に努力して生きていこうと決心した。
また、
母の偉大な愛にはひれ伏す😭
お父さんとおじいちゃんの癖が同じところも泣ける🥲︎🥲︎🥲︎
原作もぜひ読みたい。

凄まじいセリフ量をこの歳で覚え、演じきったトーマス・ホーンには驚かされた。
からあげれもん

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