こういう実際に起きた事故などを映画化するのって勇気がいるんだろうなと思う。
戦争映画もそうだけど…
特に9.11みたいな世界規模の事件
いろんな人こと言うがいるし、思い出すだろうし見るのは辛い。
どんな結末になるか、まったく予想できなくて夢中になった。
オスカーの不安そうな表情と行動を見てると、こっちまで眉間にシワが寄って怖かったけど、感動した。
オスカーの周りの人たちに特に。お母さんとおじいちゃん
オスカーにとっては、お父さんの手がかりを見つけることだったけど、
それによってお母さんもおじいちゃんも、しがらみから解かれたようで、本当に良かった。
オスカー自身も乗り越えられたようだった。
辛いことは時間が解決するとよくいうが、この映画を見て、それは違うかもしれないと思った。
実際、あれだけ広くて複雑なアメリカ内で、見つけられるのは不可能に近いだろうから、
見つけられたのは、奇跡だったんだと思う。
現実的に考えるのはヤボだけど…
映画の中で、オスカーが言ってた、何もないよりは失望したほうがいい、っていうのは
行動して良くない結果でも、何もしないよりいい、ってことだろうと思う。
映画に出てくる一人一人がいい。個性が強いのに、ガチャガチャしないのは何でだ。。
9.11の時母親とテレビ見ながらちょうど喧嘩をしていた
その時の自分は自分のことで精一杯で不安定な頃だったから、恥ずかしながらそればっかり思い出す。。
アメリカの映画を見てると、どんな辛い話でも、明るく前向きに生きようとする精神みたいなものを感じる。
悲しいのも、ユーモアに昇華させて生きてるというか
アメリカ人の友達はいないけど、芯が明るく出来てる人がたくさんいそうだ。国民性か
映画の中だけだとしても、こういう希望を持ってるのは羨ましい。
監督はイギリスの人みたいだけども
月並みだけど世の中が平和になればいいのになと思った
フィギュアスケーターのメドベデワちゃんが前この映画の曲で滑っていたな。
演技の中で電話に出るジェスチャーがあって、それが印象的だった。
この映画にも通じるジェスチャーで、合点がいく。