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ジャージの二人のgeminidoorsのレビュー・感想・評価

ジャージの二人(2008年製作の映画)
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先程、通勤帰路、広域農道の残雪を気にしつつも数日ぶりに2ndではなくDで飛ばしてた時に不図、高橋幸宏やトム・ヴァーレインの続く訃報に想いを巡らしていた。
すると帰宅してスマホをWi-Fiにした途端に鮎川誠の訃報の記事が入った。

悲しい気持ちで一杯だ。若い頃に沢山の刺激=色んな生き方や拘りを教えてくれた御仁達が、次々と続いて星になり…なんだかとっても寂しいぜ。

誰でも、いずれ死ぬ訳だが…
己が若い時は頭で判ったつもりで居ても、現在みたいなリアル感は湧いては来なかった気がする。
こんな寂しい気持ち、この先益々増えてくるんだろうナ…

目を瞑り、想いを馳せれば
スネイクマンショーで初めて聴いた"レモンティー"の、ハムバッキング3連を掻き鳴らす鮎川の切れそうなリフが聴こえてくる。
目を瞑り、想いを馳せれば
テレビジョン"マーキームーン"の、咽び泣くトムのシングルコイルから繊細なストリングスラインが聴こえてくる。

天才的なテクニシャンではなくとも、唯一無二な味わいというか、形は違っても夫々がギターのカッコ良さ=ロックの何たるかを肌身で体現してくれていた御仁達よ!
安らかに睡り星と成り、我々を照らしておくれー

合掌。



補:ちなみにこの映画は好みでない。スミマセンが内容も覚えてなかったりする。
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