Jimmy

紅唇罪ありのJimmyのレビュー・感想・評価

紅唇罪あり(1933年製作の映画)
3.5
バーバラ・スタンウィック主演で、邦題がクライムっぽい感じなので観た。
男を次々と手玉に取るバーバラ・スタンウィックが悪魔的な可愛さ…😍💕

原題は『Baby Face』だが、邦題の方がしっくりくる。

ある田舎町で父親が営む酒場で給仕をさせられているリリー(バーバラ・スタンウィック)は、小汚い飲んだくれの客にからまれると、「離しな!エテ公!」などと罵るが、この日本語字幕は凄い…(笑)
父親が死んでしまったので、仲の良い女友達とニューヨークに出てみると、街は活気にあふれていてハイソな女性は車から降りてお洒落な服を着ている。それを見ているリリーはボロっちい服を着ているが、「見てなさい。私もそのうち…」とリッチになる夢というか野望を抱く。
そして、銀行勤務の男性と付き合うが彼には婚約者がいる。婚約者に男性との関係がバレて、婚約者女性の父親=銀行の役員が「あんな女とは別れろ!」と言いながら、その父親がリリーと付き合い始めたあたりから不穏な雰囲気になる。
そして「拳銃」が……。

これ以上はネタバレになるので記載しないが、序盤の貧民のようなバーバラ・スタンウィックが中盤から後半にかけて「いかにも優雅な女性」となるあたりは、流石である✨
やはり、スタンウィック出演作は観ていて楽しい😄


[追記]
 最近、平日はヘトヘトで映画を観る気になれないのだが、この映画は観てしまった(笑)
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