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隠し砦の三悪人のHULのレビュー・感想・評価

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)
3.0
黒澤明の作品で、スターウォーズの元ネタというところから過大評価されている感じる。
岩場のつまらない画が長く、絶体絶命からのピンチの脱出に脚本家が四苦八苦ということらしいが、あまり洗練されているようには感じない。
農民ふたりのキャラがせこすぎてイライラさせられるわ、姫のしゃべりも耳障り。
ご都合的な展開も結構目につく。
ただ終盤、「裏切御免!」のくだりはご都合とはいえ、音楽の勇壮さもあってか胸がすく。
唖だった姫や、山賊っぽかった六郎太が最後の最後で正体を明かすときのカタルシスもいい。
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