30年ぐらい前の作品なのに、モーガン・フリーマンがほんの少ししか若くない…。
終身刑の判決を受けた元エリート銀行マンの長い長い服役生活を描いた作品。ショーシャンクとは彼が収監された刑務所の名前です。
原作がスティーヴン・キングと知った時には「あれ?ホラーじゃないのに」と思いましたが考えてみれば『スタンド・バイ・ミー』も同氏原作によるものだから納得です。どちらも同じ時代設定というのもあるかもしれませんが確かにティストが似ている…。
いずれもスティーヴン・キングによる中篇作品集『Different Seasons』の4編構成に含まれる作品だそうで、その中で3編はホラーではないそうです(その3つが映画化)。
※橘さんご指摘ありがとうございました!
それでも本作はスティーヴン・キングらしく、時にダークでスリリングな要素やムードが感じられつつも、かえってそれが「希望」の美しさや尊さを際立たせているように感じられます。