るるん

ショーシャンクの空にのるるんのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

金曜ロードショーで何度かチラ見した事がある程度で、きちんと見たことがなかったので、有名作だし観とかないと!と思って視聴。

理不尽な事が当たり前の場所で、希望を捨てずにやり切った主人公に、羨ましさを覚えるほど素敵なストーリーだった。

普通だったら犯罪を犯した方が勿論悪くて、悪に思うはずなのに、この映画の中では刑務官やその上司の方が悪に見え、犯罪者の方がよっぽど人間味に溢れて愛おしく感じるのが面白い。

脱獄が決行されてからの主人公のこれまでの準備が、全部ちゃんと回収されて、本人の手元に届いて、それも復讐まで果たしたのは何も言うことなく最高過ぎた。

映画が終わったあと、スッキリ!という感情よりも、良かったねと抱きしめたくなるような、盛大にこれからの幸せを祝福したくなるような気持ちにさせてくれて、観てる側も幸せになった気がする、そんな映画でした。
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