このレビューはネタバレを含みます
子どもの頃から、なんとなくバッドマンカッコよくて好きだなーっていう印象だけが残ってて、でも映画はほとんど見たことがない気がしていたので観てみたら、凄い映画だった。
予備知識が何も無いまま見てしまったけど、理解が少し遅れるくらいで普通に観れた。
ただ悪を倒して正義になりスカッと終わるような映画じゃなく、そこが醍醐味の作品。
本当の正義って？本当の悪って何？と何度も考える場面があって、アクションやってるシーン以外は結構頭が忙しい映画かもしれない。
因みにそのアクションシーンで好きな所があって、バッドマンが壊れた車の中から再構築してバイクになって登場するシーンと、凄い大きいトラック（ジョーカーが運転してる）がひっくり返るシーンが迫力あって好き！
あと普通だったら悪は好きにならないだろうに、このジョーカーがめちゃくちゃ良いキャラで、うっかり好きになっちゃう。
病院爆破前のナース姿が最高！
その姿で、あれ？ボタンきかん？もっと爆発する予定だよな？あれ？みたいに爆破スイッチこねくり回すシーン最高。
マイナスになったスコア0.5分は、女要素要らなかったな…と思った。
これがないと恋のライバルが闇堕ちしないんだけど、それでも他の方法でも良かったし、恋愛要素入れると、愛っていう本当は深くてすぐに扱えるものじゃないのが、軽く分かりやすく使われて映画が急に軽くなる感じがあるから…
そこだけ要らなかったなーと思った。
全体的には最高な映画だった。
好きなキャラはバッドマンを影で支えるおじ様2人です❤
