希望とは、自由とは、救いとは何なのか考えさせられる。
アンディーは悲劇の主人公けれど落胆して嘆くわけでも、抵抗して闘うわけでもなく、受け入れて身を任せているかのようだった。
最終的に脱獄したので、受け入れているわけではないと思うけど、、
世間と隔離され、閉鎖された世界の刑務所の中でもアンディは自由だった。
心は誰にも侵されることはない。
全くその通りだ。
同じ環境下でも、どのように受け入れ、何を思い、何を希望として生きるのか、それによって違いが生まれる。それが大事なのだと思った。
起きていることが変わらないのであれば、ポジティブに考えたほうが絶対いいと個人的に思ってる。
コインの表と裏みたいに物事には大抵二面性がある。
いつでも自分が見たい方を選ぶこともできる。
アンディとレッドの近すぎず遠すぎない、確かな友情が素晴らしい。
最後の場面は本当に感動する。
1つ1つの場面が静かで淡々としていて、それでいて丁寧で分かりやすい。
またレッドがナレーションしてくれているので、意味がわからないところがなく名作と言われるのもうなずける。
ルパン三世の銭形警部も言っていたけれど、「自由は何よりも財産だ」全くその通り。
自分にとっては当たり前のことかもしれないことも、日々感謝を忘れずに過ごしていきたいと再確認するきっかけになった映画だった。