このレビューはネタバレを含みます
主題歌のエドシーランの曲から辿り着いた作品。
ラブコメものと思って見始めたので、途中から尊厳死の問題がテーマの映画とわかり涙腺が2割り増しで緩む。
この映画の好きな所は、二人が一緒にいてとても幸せそうなところ。
特にウィルの元カノの結婚式での二人のダンスシーン。
決して派手なシーンではないけれど、心から二人の幸せが伝わった。
作中でウィルが言う言葉にも共感できるし、ルーの言葉にも共感する。
どちらも愛する人を思うが故にでる言葉なだけにとても切なくて、悲しくなる。
我が子の固い決心を目の前にした両親の葛藤はいかほどであっただろうか。
また安楽死については意見が真正面から分れる問題だけど、息子の意思を尊重した両親の気持ちも理解はできる。
「生かしたい」というまわりの気持ち
「生きる辛さ」をかかえた本人の気持ち
水と油のように決して混ざり合うことのない気持ちなだけにやっぱり難しい、、
「ミツバチの靴下」のプレゼントは心から嬉しかっただろうなと思うとほっこりした。
ウィルみたいに大富豪であればどんなものでも買えるかもしれないけれど、やっぱり心がこもったプレゼントが一番嬉しいよね。