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ショーシャンクの空にのYのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ショーシャンクの空に

アンディがみんなと違う風に見えていたことから孤立していたけど、レッドが興味を持っていて、しかもアンディが話しかけた最初の人がレッドだったのがよかった。
だんだんアンディも周りと馴染み始めて、収監(ハドリー)の遺産相続問題を解決したお礼に自分のためだけのものにすればよかったものをみんなのためにビールを要求したシーンも好き。

ブルックス(カラスのヒナにジェイクの名付けて育てていたおじいちゃん)が仮釈放される時に不安を抱いていたシーンで、外に出られるからいいじゃんと思っていたけど"施設慣れ"していたからこそ外に出ることに不安を感じていた。確かに新たな環境は不安も多いし、施設に長いこといたから生活の仕方がわからない上リウマチを患っているからまともな生活を送れないから相当辛いだろうなと思った。
ジェイクがこんにちはと餌を食べに来てくれるかもと、たまに鳥たちに餌をやるのが切ない。
"Brooks was here"という言葉を残して、この世界とサヨナラすることにしたシーンがすごい辛かった。施設で死んだ方がまだ幸せだったのかもとすら思う。

アンディが施設の図書館を大きくしたいという希望を無事叶えて、改装後の図書館を
"BROOKS HATLEN MEMORIAL LIBRARY"
にしてたのよかった。ブルックスはここでも生きてる。

トミー撃たれたのびっくりした、、
アンディが脱獄を決意して、書類上でしか存在しなかった人になってショーシャンクの闇を暴く。

レッドは「希望は危険なものだ。希望は正気を失わせる。塀の中では禁物だ。」
と言っていたが、アンディは「希望はいいものだ」と言っている。闇の中の一筋の光を目指して進むのも悪くないと思える作品だった。
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