まいこ

007/消されたライセンスのまいこのレビュー・感想・評価

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)
3.4
007シリーズ映画化作品第16作。
4代目ジェームズ・ボンド、ダルトンの2作目にして最終作。シリーズの分岐点となる作品である。本作を最後に、ボンド、M、マニーペニーと、Q以外のMI6のメンバーを演じた俳優は全て交代する。5作連続で監督をつとめたジョン・グレンもシリーズから離れる。また、冷戦構造を背景としたストーリも本作が最後の作品となった。これに伴い、次作からはボンドの所属組織本部もユニバーサル貿易から実際のMI6本部になる。

ボンドとフェリックスが逮捕した麻薬王サンチェスは部下の手で脱走、フェリックスに瀕死の重傷を負わせ、彼の新妻を殺した。友人の仇を討つためボンドは単身サンチェスへ近づいていく……。

復讐心と忠誠心に揺れるボンドの行動が全てをぶち壊す。ボンドガールのパメラとルメが可愛い。今のところパメラが歴代一番かもしれない。ベッドシーンが無いからか、ボンドがふざけないからか、それともちょっぴりグロテスクだからか途中まで全体的に硬派な雰囲気だったにも関わらず、突然のNINJAのせいで一気にトンチキさがMAXに。とはいえ、飛行機のアクションやタンクローリーの潰し合いはハラハラした。Qは良心。
ダルトン版ボンド好きです。交代早かったなあ。

すげ〜ハンサムな青年がいると思ったらベニチオ・デル・トロだった。
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