フェリックスライターへの友情で熱くなり、私怨に燃えるボンドがクール。
これまでのボンド像からするとやっぱり若干の違和感はありつつも、話としては面白くて好き。
Qの活躍がすごく嬉しい。
折角の休暇にボンドの身を案じて態々駆けつけるQよ。
それでも、度々もう大丈夫だから帰れと促したり、ヒロインのボンドガールとも寝ないなど、今回は完全に個人的な感情で動いているからこそ見られる人情味が良い。
人体破壊シーンなど描写も中々派手にやってて好み。
アジト大爆破!からのラストのカーアクションの一連シーンはイカつすぎる。見どころありすぎ。ケリの付け方も気が利いていてもう素晴らしい。さらに、大団円でラブロマンスもキレイにまとめて最高。
ティモシーダルトンは世間的な印象は薄いだろうけど、もっとダルトンボンドを見てみたかったな。