しのあ

海の上のピアニストのしのあのレビュー・感想・評価

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)
5.0
船で生まれ、船と共に海の上で生涯を終えた男性の話。

タラップからニューヨークを眺めるシーンで何考えてたんだろうって思ってたら、ラスト20分で回収されるのね…
恋とか彼にも転機は訪れるけど、生き方とか価値観ってそう簡単に変えられないよね。投げた帽子が陸に落ちてたらどんな人生になってたんだろうな…
マックスのこれはもう説得する事はできないなってところも、1900の全てを受け入れてるところも、どうしようもない感、胸が本当に苦しくなる…

とにかく純真無垢であるところが際立ってたけど(多分その方が胸が痛む)恋を知って1900が不器用で自由じゃなくなってたところは可愛かったw

ニューシネマパラダイスもだけど、ジュゼッペトルナトーレは、特別な場所を作り込んで描くのがうまいなぁ。

とりあえずこれはサントラもブルーレイも買っちゃいます!
しのあ

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