２０２４年の再々見以上５本目。　前に見てから１２年。　絵空事にもほどがあるかもしれないけど、今現在にこういう事があったらなあ・・・って、どうしても思ってしまうよね・・・。

突如バチカンの教皇に就任することになる。暗躍するソ連、その思惑などが絡む。マイケル・アンダーソンにしては、真面目な作り。

神とは、宗教とは？と問答するシーンとか、バチカンの儀式を忠実に再現しているシーンとか、バチカン市国に観光に行く前に見ても良い映画。ただ、リポーター夫婦の浮気エピソードがまるで別の映画が突然邪魔してきたのかと思うほど違和感が。アンソニー・クインさんはゾルバのようなちょっと味の濃い演技が印象的な俳優さんですが、この映画では真逆の抑えた静かな演技で魅せます。この人がジャン・ヴァルジャン演ったらピッタリだったんだろうな〜と思わせる演技でした。