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地球防衛軍のAkiramovieのレビュー・感想・評価

地球防衛軍(1957年製作の映画)
3.7
冒頭の 平田昭彦、佐原健二、河内桃子、白川由美 の祭りのシーンは、文芸作品をも 感じさせる導入部。

山崩れの特撮シーンが非常に良く出来ていて、"ロボット怪獣 モゲラ "など 登場させない方が。
天体物理学者 白石亮一(平田昭彦)の岩本広子(河内桃子)との婚約破棄・謎の失踪事件と 地球外生命体と人類との交渉を 軸に 特撮戦闘シーンを絡める SF名作『地球が静止する日』仕立てにした方が 良かった位 河内桃子が 可愛くて素敵!

地球人女性との結婚・半径1kmの土地の領有権 要求なんて、ドーム内の娘達を見ると 夏祭りの日の 宇宙人のナンパか。

怪獣モノの定番である 首相・政府機関が一切関わらない 科学者と軍司令官等 の重大政治判断 と 家財道具を持って非難する市民達。
異星人との戦闘行為は 軍人としての勝算だけで 決められる。


地球防衛軍 装備の構成は、説明不足・複雑過ぎて 子供も大人にも 分からない。
マーカライト・ファープ(3台):
直径200mパラボラ搭載
ミステリアンドームの破壊熱線を弾き返し相手に撃ち返す。
同等の破壊光線を中央から発射。射程距離1.5km、作動時間75分間
無人兵器(α号からの遠隔操作)
α号 司令空中戦艦:
杉本空将・科学者等 搭乗
マーカライト塗装による改装により、ミステリアンドームからの破壊光線を弾き返すことが可能。
β1号 戦闘空中戦艦:
マーカライト未塗装
ミステリアンドームの壊光線により撃墜される。
β2号 戦闘空中戦艦:
新規開発された サイクロトロン使用の電子砲装備
ミステリアンドームを撃破

自衛隊・米軍:
F-86Fセイバー戦闘機 F-104戦闘機 C-124C輸送機

2022/7/29 国立アーカイブ 長瀬記念ホールOZU
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