Komi

悪魔の手毬唄のKomiのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
3.4
今では到底会えない人がたくさん、大御所たちの若かりし頃の姿がたくさん観られる、この手の作品を観るのは好き。時代背景も、今ではありそうもない話の運びを可能にさせて、今見るとむしろ新鮮。

横溝正史原作の映画、かつて凄い流行しましたよね。話は歌とか伝説とか、必ず何かにからめた殺人事件が起こる。そして、複雑な人間関係、人間模様。

それは織り込み済みで観てたから、以前は思わなかったんだけど、よく考えたら、最後は罪を悔いて自ら命を絶つほどの人が、なんでそんな込み入った殺し方を考えてるのか?最初の罪は止むを得ず犯したのだとしても、その途中経過を想像すると、もしかして、殺し方楽しく考えた?としか思えない展開で、今観るとなかなか違和感。
完全に分裂してる感じ?
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