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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉のめるのレビュー・感想・評価

4.6
パイレーツ・オブ・カリビアンの大三部作が終わって作られた続編。

私が初めて映画館で観たパイレーツです。結構お気にいりでDVDも購入したんだけど、私が思っているより世間の評価は冷ややかな気がする…?
前三部作が素晴らしすぎるからこちらの評価が低くなってしまったのだろうけど、『生命の泉』も一本の映画としての完成度も高いと思うし、私は好きです。ストーリーもシンプルだけど面白くてテンポも良いし、アクションシーンもちょうど良い程度に挟まれている印象。そして、ちゃんと完結しているから見やすい。(でも、人魚と宣教師の恋よりもジャックとアンジェリカのシーンを増やしてほしかった。)

ジャックとバルボッサの喧嘩するほど仲が良いという関係が微笑ましい。1作目ではあんなに仲が悪かったのによくこんなに仲良くなったね(笑)ふたりが協力するシーンがお気にいり。ジャックは行き当たりばったり、バルボッサは念入りに計画を立てるというふたりの性格の違いもよく表されていて面白い。(余談だけど、ジャックが手の縄をほどいてバルボッサに指を振ってみせる仕草が好きすぎる 笑)

ペネロペ・クルスが演じるアンジェリカもかっこよくて魅力的な女海賊だと思う。たくましいけど、実はちょっと強がっている部分があるのも良い。でも、黒ひげが本当にお父さんなのかイマイチ分からなかった。そうなのかな?

ラストの泉の水のシーンは、本当はよく見ていればどちらに涙が入っているのかが分かるんだけど、私が映画館で観たときはジャックらしいトリックに「あっ!」と驚かされた。

ジャックの「おわかり?」からのエンディングへの入りが最高。テーマ曲のアレンジも好き。

P.S.
あとでワンスで再会することになったけど、ちょっと幼いロビー・ケイくんが出ているよ!
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