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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗のhatoのレビュー・感想・評価

3.8
初バスター・キートン。
20年代でこんなに笑えるとは。バスター・キートンはもちろん、女優さんも体張ってて笑った。

時代もあってか戦争で笑いをとる作品ではある(史実を基にしてるらしい)。クライマックスは戦いの場面だし、軍に入れなかった主人公は最後に将校になるし、そしてそれをハッピーエンドとして描いてる。
それより前の、列車を奪い返して帰還するまでの方が明らかに面白かった。笑えるマッドマックスという感じで。
ただ、主人公が南北戦争の連合国側というのが絶妙。完全な戦意高揚作品になってしまうところをギリギリで耐えてる気はする。
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