TOTTO

セルビアン・フィルムのTOTTOのレビュー・感想・評価

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)
5.0
10代のころに怖いもの見たさみたいな感じで観てから10年近く経つので記憶が曖昧だったけど、どのシーンもちゃんと見覚えがあって、記憶を取り戻していく主人公の気分だった。あの瞑想?での笑っちゃうカメラワークも鮮明に覚えてた。
改めて観ると、倫理的にアウトなだけで作品自体の完成度はかなり高く、悪趣味描写をむやみに詰め込んだだけの映画ではないと分かる。1000倍くらいマイルドにしたら普通にヒットしそう。
かなり感動してしまったし、普通に「好きな映画」になってしまった。
最後の地下室での奥さんのあの形相!もうあのシーンがすべて。ああいう瞬間のためにホラー映画を観ている。
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